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マラソンを成功させるための4つの要素① [ランニング]

2016/09/10(土) 12:40rss


  
フルマラソンを取り組んでいくにあたり、成功するためには
必須要素が4つあると言われています。
  
その要素はこちらです。
① 身体的な能力
② 意欲
③ チャンス
④ 指針
  
この4つの要素は、生まれつき備わっているものもあれば、
後から備えられるものもあります。
誰かと自分を比較するとき、生まれつき備わっていることを羨むことがあります。
羨ましいと思うだけなら良いのですが、それを妬むことがあります。
妬みほど無駄なエネルギーと時間の消費はありません。
  
身長が190cmの人がいたとして、その人は一歩の歩幅が広くて距離を大きく
稼げるように見えたとします。明らかに自分よりも足が長くて妬ましい!
と思っても何も解決しませんね。
  
そんなことよりも、今自分が居る立場をみつめて、どこを最大限に活かせるか
を考えたほうがよほど建設的です。
  
ひとつ目の要素にあります『身体的な能力』を生理学的な観点でみていくと、
マラソンに適している有酸素運動向きな筋肉の質だったり、心臓の強さだったり、
酸素を体内に運搬できるヘモグロビン血中濃度などが挙げられます。
 
これらの差が分かりやすいのは、走歴間もないのにフルマラソンをそこそこ
いいタイムで走ってしまったり、普段の練習で多少速めのペースで走っていても
息を切らさず喋りまくっていたり。
こういう方は先天的に能力に恵まれている可能性が高いです。
 
もちろん、過去に経験してきたスポーツや生活環境によって備えられてきた
部分もあったりするので、一概には言えないところもあります。
 
こう聞くと、
『あぁ、やっぱりわたしには能力が備わってないんだわ。
  スタート地点が違うんだから、そもそもわたしはマラソンに向いていない。』
 というふうに諦めモードになりがちです。
  
もちろん、すべての人が平等に能力を与えられているわけではありません。
ですが、仮に筋肉がマラソンに向いている質だったり、ヘモグロビン数値が高い
からといって、誰でもその特性を発揮できるかといえばそうでもないんです。
  
身体的に優れた方が、心肺機能の働きを阻害する背骨のズレ方をしていたら、
その人は持ち前の能力を発揮することは出来ません。足の長い人がいたとしても、
骨盤や腰がアンバランスではストライドが伸びてこないのです。
  
F1の車のようにどんなに大きなエンジンを積んでいても、ボディーが軽自動車だったり、
タイヤがパンクしていれば上手く走ることは出来ません。
  
大事なことは、自分自身の持てる能力を着実に伸ばし、
最大限に発揮できるように備えて行くことだといえそうですね。
 
  
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