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マラソンを成功させるための4つの要素② [ランニング]

2016/09/24(土) 08:44rss

 
フルマラソンを取り組んでいくにあたり、成功するためには必須要素が
4つあると言われています。
  
その要素はこちらです。
①身体的な能力
②意欲
③チャンス
④指針
   
今回は2つ目の『意欲』について考えてみましょう。
マラソンが速くなるためには、『意欲』、つまり向上心が不可欠です。
どれだけ有能な監督やコーチが側にいても、本人に向上心がなければ暖簾に
腕押しとなってしまいます。
  
中学時代にこんな友達が居ませんでした?
文化部に所属していて普段走ってるところを見たことがないのに、持久走大会
になるとなぜか上位でゴールしている人。体育の持久走だとめちゃくちゃ速い
のに、校内持久走大会では目立ちたくないから着順を調整して中の上くらいで
ゴールする人。
   
学生時代、こういうタイプの人を見るたびに惜しいことしてるなーと思う反面、
陸上競技の世界に来てくれなくてありがとう、と思ったりw
   
短距離の徒競走ではよくあるケースですよね。陸上部の人が、サッカー部の選手
に負けちゃうこと。陸上部の友達はキビキビ動いてフォームも美しい。でも、
ガチャガチャ走るサッカー部の友達に勝てないんてことはよくありました。
   
短距離と違い、長距離走というのはこの『意欲』が武器になります。
素質があってやる気に満ちていれば言うことなしですが、身体的な適性が
劣っていても、意欲のある人は必ず伸びていきます。注意するべき点があると
すれば、意欲があるあまり練習し過ぎて故障を起こしてしまうことです。
   
コーチの立場に立って面白いと思うのは、はじめはさほど意欲がなかった方が
いつの間にか向上心を持ち始めて記録を伸ばしていくケースです。
   
カイロプラクティックのケアにいらす方でも、ダイエットのために走り始めた
という女性があと数分でSUB3を達成するところまで打ち込んでいたり、
友達に誘われたからマラソンを始めたら、その友達はいつの間にか走ること
から離れていて、自分だけが数年も継続しているという方がいたりします。
キッカケはどうあれ、結果的に走ることにハマってしまうわけです。
   
意欲に繋がっている理由も様々です。
『甘い物を遠慮なく食べられるから』
『走り始めてRUN友が出来て、仕事やプライベートのお付き合いが広がった』
『関心のなかった地方へ、大会を兼ねた旅行に行く楽しみが出来た』
『日常では得られにくい、自己の成長を感じられるから』
『自分自身と向き合える大切な時間だから』
    
こうした走る行為に付帯した価値を感じられるから、マラソンは悪いことを
した罰ゲームというイメージから真逆の、自らやってみたいスポーツとして
認知されるようになったのだと思います。
    
一方で、継続している最中で意欲が減退していくケースもありますね。
人生のタイミング次第で、マラソン熱が上げ下げするのは自然なことです。
競技者と違って、わたしたち一般ランナーは強要されることもなければ、
引退を迫られる場面もありません。
潮の満ち引きのように、自然な意欲に任せて逆らわずにランニングに
寄り添っていくスタンスが長く続くコツかもしれません。
  
楽しみは、考えて探すものより感じるほうが自然です。
   
風が気持ちい。
汗をかいてスッキリする。
なぜかテンションがあがる。
   
じつはこんな小さな積み重ねが、意欲を下支えしてくれているかも
しれませんね。
   
  
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