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- よくある質問 ランニングについて
ランニングについて
- 走ることは健康に良いと言いますが、具体的にどうメリットがあるのですか?
- ①糖尿病の予防
糖尿病とはズバリ、運動不足による肥満体質です。男性の糖尿病は6人に1人とまで言われています。さらに、糖尿病の人は将来認知症になる危険性が2倍になります。運動習慣は糖尿病だけでなく、将来の認知症予防にも繋がるのです。
②虚血性心疾患の予防
ハワイのホノルルマラソンはメインスポンサーがJALなのは有名な話ですが、その他の大手スポンサーはほぼ日本企業です。日本人に所縁のある大会なわけですね。そのホノルルマラソンは、心臓のお医者さんが心疾患予防にマラソンが効果的であるとして始められた大会です。有酸素運動は心疾患の予防に繋がります。ホノルルマラソンに制限時間がないのは、ゆっくりでも長く走ることに予防効果が期待できるという創始者の想いがあるからです。
③骨粗鬆症の予防
マラソンを走ることで、筋肉はもちろん骨格にも負荷が掛かります。適度な負荷はカルシウム沈着や形成を促して骨を強くしてくれます。無重力の環境に長く住む宇宙飛行士が筋力低下を余儀なくされますが、人の身体は与えられた環境に適応する能力を備えもっています。
④結腸癌の予防
ランニングをしていると、内臓も上下に揺すられることになります。この上下の適度な動きは、腸の中の蠕動運動を促して、排泄を補助します。直腸癌になる人の多くは便秘の問題を抱えています。36度の猛暑の中、生ゴミを数日間放置した場合どうなりますか?当然腐って大変なことになります。虫が湧くこともありますね。私たちの体温は概ね36度です。腸の中に生ゴミを数日間放置したらどうなるでしょうか。
⑤メンタルヘルスの効果
ランニングは脳の中の前頭前野や記憶中枢の海馬を活性させます。結果的に認知機能を高めたり、セロトニンの分泌を促す作用でストレス脳を回復させます。集中力や発想力にも効果があり、元マクドナルドCEO原田さん、ガリバー会長羽鳥さん、蔦屋の増田社長、堀江貴文さん、茂木健一郎さんらが趣味でマラソンをしていることは有名なお話です。
⑥生活習慣の改善
ランニングを習慣にすることで、例えば夜の付き合いを選ぶようになったり、朝に走るのであれば酒量が減ったり帰宅が早くなることがあります。睡眠の質も向上することで、規則正しい生活リズムを獲得するチャンスとなります。
ランニングの習慣化は、「適度な運動」「良い食事」「良い水」「適切な休養」「良い空気」「よく笑う」というQOLに直結する健康サイクルを与えてくれるわけですね。