コーヒー豆や綿花などを「生産者から正当な価格で仕入れました」ということで、よく用いられる「フェアトレード」という言葉。その認証マークがパッケージに入っている商品も増えてきました。
でも、その「相手を尊重し気持ちよく支払う」「正当な価格を適正な期間内に支払う」という精神は、本来あらゆるビジネスの現場に根付いていなければいけないことだと思います。
日本全国で数多くの小さな会社のコンサルタントを務めてきた私は感じています。今こそが「日本の小さな会社の頑張りどころ」だということを。
小さくともキラリと光る会社が各地域・業界に増えれば、この国はまた新たな“いい時代”を迎えることができる。最近、そんな感じがします。
だから、支払う方も、支払われる側も、互いをかけがいのないパートナーとして尊重し合い、「フェアトレードの精神」で接することが大事だと、私は考えています。これがあれば、きっと日本の小さな会社は、もっといい仕事を残し続けることができるでしょう。
その証として、私はこの小さな会社の「フェアトレード・ロゴ」をつくりました。
このロゴを小さな会社が掲げることで、「私たちは正当に支払います」「私たちは正当な支払いを受けることを重視します」という宣言になればと考えています。
使い方は自由です。ここからダウンロードして、自由に使っていただければと思います。「色を変えない」「比率を変えない」だけを守っていただければ、それでオーケーです。
この「フェアトレード・ロゴ」に関する説明は、この文章をコピーしたり直したりして使ってください。
小さな会社のホームページや名刺等の印刷物で、このロゴをたくさん見かけるようになれば、きっと日本のスモールビジネスのあり方は変わっているはず。
より良い社会とビジネス環境のために、広げるためのご協力、何卒よろしくお願いいたします。
村尾 隆介
スターブランド株式会社 フロントマン
『小さな会社のブランド戦略』著者